わがFMが開局してもうすぐ5周年。
それを記念して、作家の玉岡かおるさんの講演会というイベントがあります。
玉岡さんは昨年、「お家さん」という小説を書かれ、
その小説にまつわるお話をしてくださるのだそうです。
それに先立ち、やはりマナーとして、その本を読んでおこうと、
上下巻購入して読み始めました。
以前、FMのスタッフに勧められて「蒼の中に」という作品を読んだことがあるけど、
読みやすい反面、「女性」の部分がたくさんでてきたので、私の好みから言えば
少し照れくさいお話だったような印象があります。
あまり恋愛小説は得意ではないの(笑)
その点、今回の「お家さん」は舞台が神戸、
そして大正昭和という、日本が今よりずっと元気だった時代に、
年商日本一を上げた「鈴木商店」という巨大商社を作り上げた女性が主人公で、
しかも!その会社の使用人として活躍した大番頭さんがわが故郷高知出身の人
ということもあって、面白い面白い~!
まもなく上巻を読み終え、鈴木商店の絶頂期を迎えました。
さて、下巻はどのような展開になるのかしら~?
この小説、大河ドラマか朝のテレビ小説にしたら面白そうです。
そう、遙か昔「細腕繁盛記」というドラマがあったけれど、
あれより面白いし、上品。
個人的には、幕末から明治大正・・・土佐人はけっこう活躍していたのだな・・
と、最近わが故郷土佐を誇りに思うようになりました・・。
講演会までには読み終えそうなので安心。