ためらいがちな真珠あるいは虹の橋のタラ

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マーリー ~世界一おバカな犬が教えてくれたこと~

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映画「マーリー」を観てきました。
アメリカのコラムニスト、ジョン・グローガンの同名のエッセイが原作。
彼自身が飼っていたラブラドールレトリバー・マーリーを題材にした超面白エッセイ。

我が家にもマーリーに負けず劣らずのおバカ犬タラがいるので、
原作を読み、映画化を楽しみにしていました。
原作本はこれ・・
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ジョンとジェニーの夫婦が子育ての予行演習に飼い始めた子犬マーリー。
すぐ興奮、何でも食べる、大量に食べる、雷に怯える、泳ぐの大好き!
・・・どこのラブも同じですね。
我が家のタラの成長記録を見ているようでした(笑)
映画の中のエピソード、みんな経験があるようで、
大爆笑というより、クスクス笑いがずっと続いていました。
そして、そんなおバカ犬だけに焦点を当てず、
飼い主の人生、夫婦愛、友情などもあわせて描かれていています。

パンフレットを見て驚愕したのは、キャスリン・ターナーがえらいこっちゃになって
出演していたこと028.gif
「ローズ家の戦争」や「私がウォシャウスキー」などの格好良かった彼女が、
あんなことになるなんて・・・007.gif

・・・と、何でも破壊する「マーリー」を見て自宅に帰ると、我が家もこんなことに・・(笑)
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油断してキッチンに柵をするのを忘れていたようです。
犯人はもちろん・・
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by anuenue_tara | 2009-03-28 21:34 | IMPRESSION☆感動

舞台「ドライビング・ミスデイジー」

先々週の土曜日、舞台「ドライビング・ミスデイジー」を見てきた。

その観劇レポートをON AIRしたので、そのまま書き込みます(笑)


感想は・・・一言で「ピカイチ!」(こんな軽い言葉でいいのか?)
劇団民芸と無名塾の合同公演。
と言っても、出演者はたったの3人。
ミス・デイジーと運転手のホークとデイジーの息子ブーリーのみ。

舞台には幕がなく、セットは3つの空間に別れている。
舞台下手には、デイジーの家の居間。
中央は息子ブーリーのオフィスと自宅が回転式になっている。
そして上手には車。

時は1948年~73年までの25年間。場所はジョージア州アトランタ。

物語は、真っ暗な会場に車が何かにぶつかった音から始まる。
教師を引退して一人で暮らしているデイジーは、72歳。
しっかりはしているものの、物損事故を起こしたことから息子に運転することを止められ、
運転手を送り込まれる。

はじめは運転手ホークを拒絶するデイジー。
それは、まだ自分で何でも出来る、もちろん運転も。
そして、自分では認めたくない黒人運転手への偏見。
とても気むずかしいおばあちゃんなのだ。
ところが、日が経つに連れ、ホークとの間に友情が芽生える。
それは女主人と運転手という立場はしっかり守りつつ、育まれていく。

月日が流れ、徐々に老いていく二人。最後にはデイジーは90歳を超え老人ホームで暮らすようになる。
息子と年老いた運転手はこまめに会いに行く・・「そんなある日」で舞台は幕を閉じる。

大きな事件やトラブルがあるわけではなく、
人間が老いていく悲しさと面白さと気高さを表現しているように思う。

なんと言っても、役者が素晴らしいピカイチ。

デイジー役・・奈良岡朋子  
 
ホーク役・・・仲代達矢
 
二人とも70歳をとうに超えているが、観客が心配することは何もない。
私は2階の最後列の席だったが、声の力も充分、滑舌もはっきり。
今までの観劇で一番台詞がよく理解できた。

奈良岡朋子は気むずかしい老婦人そのものだったし、足取り軽く動き回る70代から
年を取る毎に足取りがおぼつかなくなり、腰が曲がり・・・と
その老け具合も見事に演じ分けていた。

また、仲代達矢は普段の威圧感のある雰囲気は全く出さず、
口数の多いちょっとふざけた黒人運転手になりきっていて新鮮だった。
二人とも、この道一筋の役者のもの凄い力量を見せつけてくれた!

パンフレットには、「ドライビング・ミスデイジー」の上演記録が
載せられている。2005年の初演から、なんと全国160カ所、
315ステージ上演されている!そのほとんどが市民会館や文化会
館などの身近なホール。是非我が街にも来て欲しかったところだが、
今回の大阪、そして11日からの東京でファイナルを迎えるそう。

アルフレッド・ウーリー 作、丹野郁弓 演出 劇団民芸・無名塾
公演「ドライビング・ミスデイジー」、素晴らしいお芝居でした。



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by anuenue_tara | 2009-03-08 22:33 | IMPRESSION☆感動