ためらいがちな真珠あるいは虹の橋のタラ

歌わせたい男たち

シアタードラマシティで上演された「歌わせたい男たち」を観に行きました。

朝陽舞台芸術賞グランプリ・読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した作品だそうです。

「歌わせたい・・」って何を歌わせたいのか?

・・・それは・・・「国歌」だったのでした。

もう何年も前から(何十年もかな?)論議を呼び、自殺者まで出している

ものすごーくデリケートなテーマなんですが・・。

ある学校の卒業式当日の朝。あと2時間で卒業式が始まります。

舞台は保健室。

花粉症の校長先生が「お薬」を貰いに入ってくるところから始まります。

国歌斉唱を強制する東京都、拒否する教師、そして板挟みの校長先生。

そしてそして、そんなこと考えてもみなかった臨時採用の音楽講師。

芸達者な俳優さん達5人しか出てこないシンプルな設定で

私の大好きな戸田恵子はいつになく、お気楽で思想信条の薄い音楽講師役。

デリケートなテーマをこんなに面白く演じてくれるなんて~

ほんと、観て良かった!と思いました。

朝日と読売が賞を与えているということでもわかるけれど、

どちらが勝つ訳でもない結論のないストーリー。

見た人一人一人が考えてみて・・・というメッセージなのでしょう。

「国歌斉唱」についてどう思ったかは別にして、とにかく俳優が上手い!

戸田恵子・大谷亮介・小山萌子・中上雅巳・近藤芳正。

すべての俳優が役柄を全うしていたし、

笑いにまみれつつ、それぞれの立場が切実に迫って来て感心しました。

もちろん、素晴らしいのは俳優の演技もさることながら、

永井愛の脚本と演出という土台があればこそなのでしょう。

今年はお正月からお芝居に明け、これからも色々観るつもりです!

それにしても戸田恵子はいいなぁ・・・。
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by anuenue_tara | 2008-04-20 18:12 | IMPRESSION☆感動
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